【5分で理解】温活とは?おすすめの行動や食べ物をご紹介!

冷えは健康や美への大敵として、これまでさまざまな対策が講じられてきました。その中で特に際立って効果的なものに、温活があります。

近年、温活を行う方が男女ともに増加しているのです。この背景には、男女ともに健康や美への意識が高まっていることが挙げられます。今回は、そんな温活に関する詳しい情報をご紹介します。またこの温活には、生活習慣が大きく関わってくることを意識しながら読み進めると、より理解が深まるはずです。

温活を検討中の方やそもそも温活が何か知りたい方は、ぜひ参考にされてみてください。

目次

温活とは?

温活とは、身体を温めて基礎体温を上昇させることにより、体調不良を改善させる活動のことをいいます。
温活では主に、エアコンやヒーターなどの機器に依存することなく、自分自身で身体を温めます。

人が健康を維持するためには、基礎体温を上昇させる必要があります。
そこで温活を行うことで基礎体温を上げれば、健康維持に適した体温を保てるようになるのです。

このように、温活を行うことの効果は大変大きいと言えるのです。

冷えについて

冷えとは、身体に熱が巡らないため、手足が冷たく感じる状態のことをいいます。
例えば身体がいつも冷えている・冷えやすいという状態の方は、季節でいうと気温の低い冬だけに留まらず、気温の高い夏場などの季節においても、冷えを感じやすくなっています。

またこの他に、更年期による冷えのぼせという症状もあります。この冷えのぼせでは、手足は冷えるのに顔は火照る・上半身も火照るという症状が現れます。

冷えではこのように、冷えとのぼせを同時に感じることもあるのです。

冷えの原因

なぜ冷えが起こるのかというと、それには以下3つの原因が該当します。

以下順に詳しく説明します。

①自律神経の乱れ

自律神経が乱れると、血行不良となることにより、熱が全身に行き渡りにくくなります。例えば冬にエアコンで温かい室内と、寒い廊下との温度差なども原因であるといわれています。

この自律神経は、睡眠不足やストレスが関係しており、連日睡眠不足の状態が続いていたり過度にストレスがたまることで、ホルモンバランスが崩れます。これが、自律神経の乱れにつながりますので、注意する必要があります。

また、自律神経の乱れは、ストレスや寝不足などが関係しています。ストレスが過度にたまっていたり、寝不足が続いていたりするとホルモンバランスが崩れ、自律神経の乱れにつながるため注意しましょう。

②過食と偏食

過食と偏食は、どちらも冷えの原因になります。過食を行うことにより、筋肉や他の器官への血液供給が減少するので、熱が作られず冷えを感じやすくなります。

また偏食も冷えの原因になり得ます。例えば甘いお菓子やジャンクフードばかり
口にすると、自然と栄養素が不足します。

その中でも特にビタミンや鉄分が不足すると、血流が悪くなり冷えの原因になるのです。

③水分摂取量と排出量がアンバランス

水分摂取量と排出量がアンバランスでも、冷えの原因になります。

人は、水分を多く摂るべきであるとはよく言われますが、これは体内の不要な水分を排出できている際に、効果があります。

これとは反対に身体が冷えている際に多くの水分を摂ると、排出しにくい状態となり、水分過多になります。そのため冷えを感じやすくなるので、この状態のときには注意が必要です。

温活におすすめの行動3選

温活を効果的に行うには、以下3つの代表的な行動を行うことが最適です。

ここで、温活におすすめできる3つの行動を、順に詳しく説明します。

1.適度に運動をする

適度な運動は、基礎代謝を高めるのに必要な行動になります。この基礎代謝は、温活において大変重要になるものです。

そのため、ウォーキングなどの軽い運動を取り入れ、筋肉をつけるようにしましょう。筋肉をつけることにより、冷えの改善に役立てることができます。

また筋肉量の70%は下半身に集中しているので、スクワットなどで下半身を鍛えることにより、基礎代謝も効果的に高められます。

2.湯船に浸かる

お風呂はシャワーだけで済ませず、湯船に浸かる習慣もつけましょう。この行動も、温活におすすめできます。

お湯を沸かすのが面倒だという方もいらっしゃるとは思いますが、実はシャワーだけで身体が温まるということはないに等しいのです。

また湯船に浸かる際には、38℃~40℃という熱過ぎない温度のお湯に浸かることも重要です。約30分ほど、ゆっくりと浸かるようにします。

もし湯船に浸かることが困難である場合には、蒸しタオルを首の後ろに置いて、温めてみましょう。体温の上昇を期待することができます。

3.自律神経を整える

近年、自律神経の乱れから不調を訴える方も増加傾向にあります。

自律神経を整えるには、睡眠をきちんととり、出来る限りストレスをためないようにすることが大切です。

まずは睡眠を確保できて、尚且つストレスをためない生活を送れる環境を整えましょう。意識的に行うことにより、自律神経の乱れを改善できます。

温活におすすめの食べ物3選

ここからは、温活におすすめできる食べ物を以下3つの項目に分類し、食品例とともにご紹介します。

運動などの行動変化を行うことが難しい場合には、食べ物から変えていきましょう。

以下順に詳しく説明します。

1.根菜や果物・タンパク質

根菜や果物・タンパク質は、まさに身体を芯から温める陽性の食品になります。
原産地は北国などの寒い土地で季節は冬が旬。

そして濃い色には塩気があり、水分は少ないなどの特徴があります。

(具体的な食品例)ごぼう・りんご・にんじん・さくらんぼ・れんこん・しょうが・玄米・そば・漬物・海藻・チーズ・鮭・卵・カニ・ちりめんじゃこ・赤身の魚・黒豆・肉 等

2.熱をつくる食品

熱をつくる食品も、温活におすすめできます。
この熱をつくる食品使用する筋肉の栄養となるのは、肉やチーズなどの動物性食品の他、クルミなどの植物性食品もあります。

(具体的な食品例)肉・チーズ・クルミ・鯖)

3.スパイス・薬味

スパイスや薬味には、身体を温める作用や、食欲の増進効果もあります。
朝食を抜いてしまいがちな方は、昼食時や夕食時に取り入れてみると良いでしょう。

(具体的な食品例)唐辛子・しそ・しょうが・シナモン

まとめ

今回は、温活に関する詳しい情報を、ご紹介しました。
温活を行うと、身体の体温が上昇します。

しかし、慢性的な冷えなどの身体を冷やす日々の暮らしを改善させないことには、温活の効果を十分に実感することができないでしょう。

冒頭で、温活には生活習慣が大きく関わってくるとお伝えしたように、冷えの改善には生活習慣の見直しが必須となるのです。

その上で温活を効果的に取り入れるには、自律神経を整えること・適度に運動を行うこと・湯船に浸かること、食べ物に気を付けることが重要になります。

そしてこれらの行動や食事を見直していくことこそ、生活習慣の改善につながっていくのです。

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